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住み継がれる家造り


工事報告REPORT

  笠原邸(柏市)
  木造2階建て(41.81坪)
  設計:木の家設計室 アトリエ椿

  設計士でもある御施主様のこだわりで通し貫工法により新築しました
  材料も無垢材、自然素材にとこだわった住まいです
  この建物を建築する様子は御本人のブログでも紹介しているので是非ご覧下さい。

工事状況

建物に先立って土止めの為の擁壁を作ります
工事状況

擁壁完成
元々は間知による土止めだったのですが間知だと斜めに積む構造から敷地を広く使えないということから今回は現場打ちのRC擁壁としました
工事状況

杭工事
地耐力、土の成分等を考慮し柱状改良杭としました
工事状況

基礎工事
コンクリートの受入検査の様子です
実際に現場でコンクリート打設する直前に生コン車より採取して検査します
これに合格しないとコンクリートは打設できません
空気量、塩化物量、スランプ等を確認し、後日強度試験を行う為のテストピースを採取します
この試験に関しては一般住宅ではあまり行いませんが御要望があれば行います
工事状況

建て方
通し貫工法の為、通常の建て方のように一日では終わりません
大きさ、複雑さにもよりますが3〜7日程度はかかります
 工事状況

通し貫工法
筋違いを使わず柱に貫を通して楔で止めた構造です。柱や梁等の繋ぎも込栓で行っています
(写真にある斜め材は建て方時に使用する仮筋違いで、後に撤去します)
工事状況

2階の南面はアルミサッシではなく、木製の建具をはめ込みます
作るのは大変ですがアルミサッシには絶対にだせない雰囲気が得られます
(知識のある方に施工していただかないと雨が室内に入ってきたり、すぐに腐ったり等のトラブルが出やすいので注意して下さい)
外観

バルコニーはアルミのフレームに板を張って化粧してあります
こうすることによって全体の雰囲気を保ちながら後に構造材が腐食する心配もありません
内観

玄関ホール
下駄箱、他の部屋の家具も現場造作によるものです
内観

リビング・ダイニング
梁がアクセントとなっています
格子戸の雰囲気がかなり良いです
他の木製建具も既製品は使用していません
内観

2階リビング
勾配天井、床は杉板仕上げ
明るくて とても落ち着くリビングとなっています
木の使い方のバランスがとても良くしつこくありません
外観

バルコニー
床板も板張りとしています
木製建具との相性ぼバッチリ
外観

ウッドデッキ
1階にも広いウッドデッキが広がります